2010年11月19日

学校とは何か

学校はただ選抜機能を果たしているだけなのか。
最近の疑問である。

学校では基礎学力さえつけられればいいと思う。
抽象的なことを思考するには、基礎学力は不可欠である。
基礎学力が身についていない子には、これまでもたくさん出会ってきた。
あとは、学校は多様な人たちが集まり価値観を戦わせる場所であればいいと思う。

でも、多様な学力を持つ子どもたちが一堂に会する学校で、
基礎学力のみに焦点をあてていたら、授業に飽きてくる子どももいるのではないか。
だからといって、応用力に力を入れていたら、基礎学力のない子はどんどん取り残される。
その間を取り持つような授業は可能なのか?そんな授業は存在するのか?

そもそも学校で教えられる知識や行動様式は、
ミドルクラスに馴染み深いものである。
学校の先生もミドルクラス出身の人が多い。
学校に渦巻いている価値観は、ミドルクラス的なものが主流だろう。

アッパークラスの人たちは、経済力やコネクションを使って、
海外の学校なり国内の私立校なり、ミドルクラスでない教育を選びとることができる。

しかし、ワーキングクラスの人たちはどうか。
ミドルクラスの学校に無理やり押し込められているのか。
もしそこに馴染めば、ミドルクラスに社会移動していくのかも知れない。
馴染まなければ、基礎学力さえつけられず、学校(社会)から逸脱し、
ワーキングクラスの道を自ら選ぶのかも知れない。

すべての人にとって公平な学校はありえるのか。
すべての人が「自分のための学校」と思える学校は存在するのか。

答えはまだよくわからない。
posted by oku at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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